ポイント1:栄養バランスを考える
栄養素とは、食べ物の中に含まれている物質のうち、生命活動を営む上で人間の体に必要な成分を指します。中でも重要視される『たんぱく質』『脂質』『炭水化物』の3大栄養素に、『ビタミン』『ミネラル』『食物繊維』を加えたのが6大栄養素です。それぞれが体作りや健康維持に欠かせない栄養素であり、バランスよく毎日摂取することが求められます。
これらの栄養素のうちたんぱく質は、筋肉や血液、皮膚、髪、歯、爪など体のあらゆる組織を作る役割を果たします。たんぱく質には、肉や魚、卵、乳製品などに含まれる『動物性たんぱく質』と、大豆製品をはじめとした豆類に含まれる『植物性たんぱく質』の2種類があります。脂肪燃焼効果や美肌効果などを期待するのであれば、植物性たんぱく質を摂るのがおすすめです。
植物性たんぱく質を豊富に含むのは、納豆や豆腐などの大豆製品です。大豆を使った料理としては、味噌汁や冷や奴、納豆ごはんなど、慣れ親しんだ日常の和食が挙げられます。一汁三菜の構成にすれば、バランスよく栄養が摂取できるのも納得です。