主要な成分を多く含み、日本のスーパーフードとして注目されている大豆。そんな豊富な栄養の中でも、とくに注目されているのが健康と美容の双方に良いとされるイソフラボンです。大豆などマメ科の植物などに含まれるイソフラボンにはどんな効果があるのでしょうか。
「大豆イソフラボン」をテーマに、その働きや多く含む食品、おすすめメニューなどを紹介します。「日々の食事に取り入れたいけど、大豆食品を常にメニューに組み込むのは大変……」という方には、大豆イソフラボンを効率良く摂取できる大豆加工食品の新提案『MASH SOY』がおすすめです。目次
イソフラボンとは
イソフラボンとは、大豆の中でも大豆胚芽に多く含まれる成分です。そのため、厚生労働省のサイトなどでは「大豆イソフラボン」と表記されています。特徴としては、女性ホルモンの“エストロゲン”に似た化学構造・働きを持つことが挙げられます。女性の若々しさ・美しさへのサポートが期待できるため、健康美を意識するうえで注目の成分です。大豆イソフラボンは、年齢とともに減少するエストロゲンの不足を補えるので、摂取することで更年期障害による身体と心のトラブル防止にもつながります。
大豆イソフラボンと女性ホルモンの関係については、「女性ホルモンに似た作用が期待できる大豆イソフラボン!『MASH SOY』で効果的に大豆成分の摂取を」で詳しく解説しています。
大豆イソフラボンの理想的な摂取量(1日あたり)は、50~75mgが目安です。納豆や豆腐、きな粉など身近な大豆食品に含まれているので、毎日の食事に意識して取り入れるようにしましょう。大豆イソフラボンのうれしい働き
更年期障害の予防・改善が期待できる
個人差はあるものの、女性は50歳前後の閉経を機にエストロゲンが大きく減少し、身体と心にさまざまな症状が現れます。これを「更年期症状」「更年期障害」と言います。ほてりや発汗などの自律神経失調症状、倦怠感、肩こり、頭痛など、その症状はさまざまです。
日頃から大豆イソフラボンを多く摂っている人は、更年期においてもほてりやのぼせなどの症状(ホットフラッシュ)が起こりにくいと言われています。エストロゲンの化学構造とよく似ている大豆イソフラボンが、補足的に働いて更年期の症状をやわらげることが理由です。ガンのリスク低減を期待できる
骨粗しょう症の予防につながる
生活習慣病の予防につながる
美肌効果を期待できる
大豆イソフラボンを多く含む食品
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納豆1パック(45g)で約36mg
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豆腐木綿豆腐2分の1丁(150g)で約42mg
絹ごし豆腐2分の1丁(150g)で約38mg -
きな粉大さじ2(12g)で約19mg
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調製豆乳1杯(200g)で約41mg
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煮豆大豆水煮30gで約13mg
丹波黒豆30gで約11mg -
厚揚げ2分の1枚(100g)で約37mg
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醤油1かけ5.85gで約0.08mg
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味噌味噌汁1杯20gで約6mg
大豆食品はもちろん、大豆を使った調味料にも大豆イソフラボンが含まれています。1日あたりの摂取量の上限は70〜75mg(食品としての摂取は40~45mg※)とされていますが、大豆食品単体で必要量を補うのはなかなか難しいでしょう。そのため、複数の食品を組み合わせて効率良く摂取するのがおすすめです。
※参照:食品安全委員会「大豆イソフラボンを含む特定保健用食品の安全性評価の基本的な考え方」(https://www.fsc.go.jp/sonota/daizu_isoflavone.html#21)より
<組み合わせ例>
・納豆1パック+豆腐2分の1丁
・大豆水煮30g+豆腐4分の1丁+厚揚げ2分の1枚+味噌汁1杯
・調製豆乳1杯+きな粉大さじ3
・味噌汁1杯+MASH SOY 100g
大豆イソフラボンを効率良く摂取できる『MASH SOY』
大豆イソフラボンの効果的な摂取におすすめなのが、ペースト状にした大豆加工食品『MASH SOY(マッシュソイ)』です。北海道の大豆と(北海道の)おいしい水で作られた大豆ペーストであり、なめらかで口溶けがよく、子どもから大人まで食べやすいやさしい味わいが特徴です。
MASH SOYには100gあたり41mgと、豆乳の約2倍、豆腐の約1.5倍もの大豆イソフラボンが含まれています。そのほか、植物性たんぱく質や大豆サポニンなど、健康と美容の双方に効果を期待できる成分も多数含んでいます。加熱せずにそのまま食べられるのはもちろん、さまざまな料理にアレンジできるので、継続的な大豆イソフラボン摂取におすすめです。大豆イソフラボンの効果を高めるメニュー例
<厚揚げ納豆>
〈材料〉作りやすい分量
- 納豆:45g
- 厚揚げ:100g
- ねぎ:適量
作り方
- 納豆とねぎを和える
- 切り込みを入れた厚揚げに詰め、フライパンかトースターで焼いたら完成
<豆乳と豆腐のスープ>
〈材料〉
- 絹ごし豆腐:100g
- 調製豆乳:200g
- 味噌:10g
作り方
- 調製豆乳を火にかけ、味噌で味を整える。醤油で風味をプラスしてもOK
- 絹ごし豆腐をスプーンですくい入れたら完成
<豆腐団子>
〈材料〉2人分
- 絹ごし豆腐:150g
- きな粉:大さじ4
- 白玉粉:85〜100g
- 砂糖、塩:適量
作り方
- 豆腐は水切りせず、そのままボウルに入れて軽くつぶす
- 白玉粉を加えてダマがなくなるまで混ぜたら、丸めて中央を凹ませる
- 沸騰した鍋に入れて茹で、浮いてきたらザルに上げて冷水に浸す
- 水を切ってきな粉をまぶしたら完成。お好みできな粉に砂糖、塩を足してもOK
『MASH SOY』を活用して大豆イソフラボンを摂取しよう
<ソイ・酢味噌和え>
〈材料〉作りやすい分量
- MASH SOY:70g
- ほうれん草:15g
- にんじん:5g
- しめじ:5g
- ★薄口しょうゆ:3g
- ★きび砂糖:3g
- ★練りごま(白):3g
- ★ごま油:0.5g
作り方
- ほうれん草をやわらかく茹でて3cmに切る
- にんじんは細い千切り、しめじは小さめにほぐし、それぞれラップに包んで電子レンジで2分加熱
- ボウルにMASH SOYと★の調味料を入れ、なめらかに混ぜる
- 最後に各野菜をMASH SOYを加えた★で和える
<SOYとろろチーズ焼き>
〈材料〉
- MASH SOY:80g
- すりおろした長いも:240g
- 3倍濃縮めんつゆ:15g
- さやから取り出した枝豆:15g
- チーズ:適量
作り方
- 長いもとめんつゆを混ぜ合わせ、耐熱容器に入れる
- MASH SOY、枝豆、チーズの順にのせる
- オーブンで焼いたら完成
<SOYきんとん>
〈材料〉
- MASH SOY:80g
- さつまいも:60g
- きび砂糖:5g
- 牛乳:25g
作り方
- 火を通してやわらかくなったさつまいもをつぶし、きび砂糖と牛乳を加える
- MASH SOYを加えて練り合わせる
- ラップに包んで茶巾の形に整えたら完成