日本人にとって非常に身近で欠かせない食材のひとつである大豆。多くの日本食に使われるヘルシーなイメージの食材ですが、具体的にどんな栄養があるのかを意外とご存じではない方も多いでしょう。実は大豆には、五大栄養素を筆頭にさまざまな栄養価が詰まっている万能な食材です。
大豆を毎日の食事に気軽に取り入れるためにも、大豆に含まれる栄養素やその効果について紹介します。また、栄養を効率良く摂取できる大豆加工食品の新提案である『MASH SOY』を使ったお手軽レシピについても触れています。
目次
大豆の栄養素
たんぱく質
大豆は豆類の中でも、とくにたんぱく質が豊富です。乾燥大豆には100gあたり33.6gのたんぱく質が含まれています。たんぱく質は、人間の筋肉や臓器など、身体を構成する上で欠かせません。皮膚や髪の毛のもととなるため、艶やかな肌・髪を目指したい方は積極的に摂取したい成分です。
大豆に含まれるたんぱく質は『植物性たんぱく質』に分類され、体内で合成できない必須アミノ酸がバランス良く含まれています。植物性たんぱく質は、肉や魚、卵に含まれる『動物性たんぱく質』と比べて脂肪が少なく、低カロリーなことが特徴です。植物性たんぱく質は脂肪の燃焼を促す働きがあり、消化吸収率が高い点も注目されています。
炭水化物
炭水化物は、糖質と食物繊維で構成されます。糖質は、身体を動かすエネルギーや、細胞膜のもととなる成分です。食物繊維は、腸内環境を整える働きがあります。
乾燥大豆100gには、炭水化物が30.7g含まれており、そのうちの21.5gが食物繊維です。食物繊維は日本人が不足しがちな栄養素のひとつ。とくに便通をスッキリさせたい方にとって、大豆は積極的に食事に取り入れたい食材でしょう。
注意したいのは、大豆製品によって食物繊維の含有量が異なることです。大豆の食物繊維は、おから部分に多く含まれているため、食物繊維を効率的に摂取するなら、蒸し大豆や納豆、きなこなど、大豆をまるごと食べられる食材を選ぶと良いでしょう。豆乳や豆腐は、製造過程でおからを取りのぞいてしまうため、食物繊維がほとんど含まれていません。
脂質
乾燥大豆100gに含まれる脂質は22.6g。たんぱく質と脂質を豊富に含むことから、大豆は『畑のお肉』とも呼ばれています。しかし、肉と大豆とでは、含まれる脂質の種類が異なります。
牛肉や豚肉、鶏肉などに含まれる脂質が、血中のコレステロールや中性脂肪を増やすリスクがある『飽和脂肪酸』であるのに対し、大豆に含まれる脂質の多くは、リノール酸やα-リノレン酸などの『不飽和脂肪酸』です。
不飽和脂肪酸には、血中コレステロールの抑制・血圧の抑制・動脈硬化や血栓の予防などさまざまな作用がありますが、体内で作ることができないため、食事から取り入れる必要があります。
ビタミン
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ビタミンB1糖質の代謝に欠かせない栄養素(乾燥大豆100gあたり0.77mg含有)
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ビタミンB2皮膚や粘膜を健やかに保ち、脂質の代謝に欠かせない栄養素(乾燥大豆100gあたり0.29mg含有)
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ビタミンE抗酸化作用に優れ、生活習慣病予防・老化防止が期待できる栄養素(乾燥大豆100gあたり31.9g含有)
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葉酸胎児の発育に重要な栄養素として知られるが、別名『造血のビタミン』とも呼ばれ、赤血球の生産、細胞の生産・再生に関わる。女性はもちろん、男性や子どもにも不可欠な栄養素(乾燥大豆100gあたり220μg含有)
ミネラル
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鉄赤血球の材料。不足すると貧血の原因に(乾燥大豆100gあたり8.6g含有)
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カリウム体内の余分な塩分を排出する(乾燥大豆100gあたり1800mg含有)
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カルシウム骨や歯を形成する(乾燥大豆100gあたり230mg含有)
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マグネシウム体内の化学反応に欠かせない。カルシウムとともに骨の形成にも関わる(乾燥大豆100gあたり230mg含有)
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亜鉛細胞の成長に関わる。不足すると味覚障害が起きることも(乾燥大豆100gあたり4.5g含有)
大豆の5大栄養素以外の成分
大豆イソフラボン
大豆サポニン
レシチン
オリゴ糖
大豆製品ごとの栄養素比較
納豆 | 豆腐 | 豆乳 | 水煮大豆 | MASH SOY | |
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たんぱく質 | 16.5g | 5.3g | 3.6g | 12.9g | 6.2g |
脂質 | 10.0g | 3.5g | 2.8g | 6.7g | 4.4g |
炭水化物 | 12.1g | 2.0g | 2.3g | 7.7g | 4.6g |
食物繊維 | 9.5g | 0.9g | 0.9g | 6.8g | 1.6g |
糖質 | 2.6g | 1.1g | 1.4g | 0.9g | 3.0g |
大豆イソフラボン | 51mg | 25mg | 12mg | 62mg | 41mg |
※いずれも100gあたりの含有量
大豆由来の栄養素を効率的に摂取するなら、MASH SOY がおすすめです。MASH SOYは、北海道大豆と天然水のみを使ったペースト状の栄養補助食品。植物性たんぱく質が100gあたり6.2g含まれています。植物性たんぱく質は、動物性たんぱく質に比べ、脂質が少ないのが特徴で、脂肪燃焼効果も期待できます。
MASH SOYには、大豆由来の栄養成分や食物繊維が詰まっており、ダイズイソフラボンの含有量は100gあたり41mg。これは豆乳の約2倍、絹豆腐の約1.5倍です。また、肥満体質の改善や生活習慣病予防をサポートする大豆サポニンは、100gあたり81mg含まれています。すっきりとした健やかな身体を維持したい方に、とくにおすすめです。
『MASH SOY』で毎日の食事へ手軽に大豆をプラスしよう
忙しい日々の中でも、栄養価の整った食事を心がけたい――そんな方にご提案したいのが『MASH SOY』です。MASH SOYは、そのまま食べることも、食材のひとつとして普段の献立に加えることもできる万能さが魅力です。MASH SOYを加えるだけで、手軽に大豆の栄養素を摂取できます。MASH SOYを使った簡単なレシピを紹介します。
オレンジSOYドリンク
材料
- MASH SOY:80g(1パック)
- オレンジ:80g
- 水:120g
- はちみつ:22g
作り方
- すべての材料をカップに入れ、ブレンダーで攪拌(かくはん)したらできあがりです。
MASH SOYお味噌汁
材料
- MASH SOY:40g(2分の1パック)
- 乾燥わかめ:適量
- 味噌:6g
- 顆粒だし:適量
- お湯:150g
作り方
- お椀に材料を入れたら、お湯を注ぎます。しっかり全体をかき混ぜるだけで出来上がりです。
まとめ|大豆は栄養価が高く健康や美容に効果的!
大豆の栄養素は幅広く、5大栄養素をはじめ、大豆イソフラボンや大豆サポニンなど、さまざまな栄養成分が含まれています。とはいえ、忙しい日々の中では大豆製品が不足してしまうこともあるでしょう。そんなときに便利なのが、MASH SOYです。
MASH SOYは、北海道産丸大豆と天然水のみを使ったペーストタイプの大豆加工食品。やさしい味わいで、そのまま食べられるのはもちろん、幅広い料理にアレンジできるの点が魅力です。いつもの食卓にMASH SOYを加えれば、手軽に大豆の栄養素を摂り入れられますよ。