MASH SOY

コラム

大豆とホルモンバランスの関係

2023.10.30

大豆イソフラボンってどんなもの?

大豆に含まれる天然の栄養成分です

大豆イソフラボンが多く含まれる食品の代表的なものは、豆腐、納豆、おから、きな粉、ゆば、煮豆や、調味料である味噌や醤油など、日本の伝統的な食生活を支えてきた食品です。 また、近年は豆乳などの飲料も大豆イソフラボンが多く含まれています。

大豆イソフラボンは、大豆、特に大豆胚芽(芽になる部分)に多く含まれる成分で、フラボノイドの一種です。女性ホルモンの一つであるエストロゲンと分子構造が似ているため、植物性エストロゲンとも呼ばれています。 また、大豆イソフラボンは、大豆由来のほとんどの食品に含まれていますが、原料とした大豆の種類や加工食品の製造方法などによって、含有量は変わります。

【大豆イソフラボンの働き】

更年期に体に良い効果を期待できます。その更年期とは女性の場合、閉経の前後10年間をさします。閉経の平均年齢は50.5歳であり、40代頃からが更年期に該当します。更年期にさしかかると、女性ホルモン(エストロゲンとプロゲステロン)の分泌が急激に減少するため、ホルモンバランスの変化によりさまざまなゆらぎが現れます。 大豆イソフラボンアグリコンは、エストロゲンと似た化学構造を持つため、摂取することでエストロゲン受容体に結合し、エストロゲンに似た作用を呈すことが知られています。 ゆえに、更年期のゆらぎを緩やかにするには、大豆イソフラボンが有用であるといえるでしょう。

骨の形成にも良い効果が期待できます。骨は、食べ物から摂取したカルシウムが血液から骨へと運ばれる「骨形成」と、古くなった成分を壊して骨のしなやかさを保つ「骨吸収」により新陳代謝を行なっています。 しかし、特に女性では、骨形成を促進して骨吸収を抑え丈夫な骨の形成を維持する働きのあるエストロゲンの分泌量が閉経により低下し、それにともなって骨量は減少する傾向です。 植物性エストロゲンである大豆イソフラボンは、骨のエストロゲン受容体(エストロゲンが結合する部位)を介して骨自体に直接作用するため、骨の健康を保つ効果があると考えられています。


大豆イソフラボンに期待できるもの

【ホルモンバランスを整えてくれます】

大豆イソフラボンの分子構造は女性ホルモンのエストロゲンの分子構造に似ているため、植物性エストロゲンとも言われています。そのため、エストロゲンと同じように働き、補充したような作用が期待できます。 月経不順に悩む女性は多いですが、その原因の1つとしてストレスが考えられています。人間関係や仕事による精神的なストレス、食生活・生活習慣の乱れや過度なダイエットなどの肉体的ストレスなど、その種類は様々です。ストレスは自律神経やホルモンバランスを乱すため、月経不順が起こると言われています。ホルモンのバランスを整えることによって月経不順の改善が期待できます。

【血行を促進して代謝を良くする】

大豆イソフラボンには赤血球の粘度を抑制する働きがあり、血液をサラサラにする効果があります。大豆製品を食べて血液をサラサラにしましょうとよく言われています。その結果、血行が良くなり、末端血管まで血液が行き渡るようになり冷え体質などの改善が期待できます。血液が動き全身に行き渡ることからこのような期待が持てます。

【美容にも効果があります】

大豆イソフラボンは肌の調子を整える「美肌ホルモン」のエストロゲンの働きを補い、若々しい肌をサポートしてくれます。 肌の弾力を保つ「コラーゲン」を増やして、ハリを保つ働きがあるほか、細胞の新陳代謝を高めて肌の生まれ変わりを促進するので保湿力もアップします。大豆イソフラボンを毎日欠かさず摂取することで、体内のエストロゲン量を安定させることができるため、結果的に美しい肌へと導くことができるのです。 紫外線やストレスなどの刺激を受け、体内に発生する「活性酸素」が肌細胞を攻撃すると、肌のコラーゲンが酸化・分解され、肌の潤い・ハリがどんどん失われていきます。 しかし強い抗酸化作用を持つイソフラボンを摂取することによって、肌のコラーゲン酸化・分解を抑制することができるのです。 シミやシワといった肌トラブルの予防にもつなげることができ、美肌効果も期待で出来ます。

【ダイエットにも効果があります】

女性は40歳頃を過ぎると、少しずつ女性ホルモンである「エストロゲン」が減っていきます。 それにより、女性の身体には脂肪がつきやすくなると言われています。年齢的に少し体型維持が難しくなるのはこれが原因でもあると、言われています。 しかし大豆イソフラボンを摂取することで減少しがちな女性ホルモンのバランスが整えられ、年齢を重ねても太りにくい身体作りが期待出来ます。 また、大豆イソフラボン摂取は男性においても期待できることがあります。 肥満だけでなく、痛風に悩まされる方も増えていますが、女性ホルモンによって痛風の原因となるプリン体の蓄積が抑制され、身体の代謝を維持することが期待出来ます。 痛風の症状が男性に多くて女性に少ないのは、女性ホルモンが関係していると言われています。 そのため、女性に比べると女性ホルモンが生成されにくい男性であっても、女性ホルモンに似た働きを持つ大豆イソフラボンを摂取することで、辛い痛風の症状を緩和したり予防したりといった効果が期待できるのです。


体に必要なものを毎日摂りたい

【食事から摂取するのがいいです】

大豆製品を毎日適量摂ることで自身のホルモンバランスが整えられて、健康的な毎日を過ごすことが出来ます。忙しい毎日の中で朝からゆっくり食事を摂ることを、少し難しく感じられている方もいらっしゃいます。
フューチャーフーズの大豆ペーストは様々な食品に加工しやすく薄味で作られていますので、どのような食材ともマッチして、おいしく召し上がっていただけます。特にソイドリンクなどは比較的簡単に作ることが出来ます。混ぜるものを変えて毎日違う味覚を楽しむことも出来ます。食事を摂るときには健康のためと言っても苦痛を伴うことは避けたいです。毎日楽に摂取することで健康を維持できれば嬉しいです。夕食にもフューチャーフーズの大豆ペーストを加えることが出来ます。もちろん、お豆腐やお味噌汁、納豆なども召し上がってください。
毎日意識して摂取することで病気になることや、お肌のトラブルを未然に防ぐことも出来ます。睡眠も体を動かすことも必要ですが、エネルギーの源となる食事面で、フューチャーフーズの大豆ペーストがあなたの体を健康に導いてくれると思います。