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コラム

無添加生活の効果とは?日常に取り入れる簡単な方法と楽しむコツ

2024.12.17
無添加生活が注目される中、健康や環境への配慮を意識して「取り入れてみたい」と考える人が増えています。
しかし、いざ始めようとすると「続けるのが難しそう」「どこから始めればいいかわからない」といった悩みを感じる方も多いのではないでしょうか。
本記事では、無添加生活で期待できる効果と、簡単に始める方法、そして無理なく楽しむためのポイントを解説します。

目次

    1. 無添加生活の効果とは?

      健康面でのポジティブな変化

      味覚の変化と食の楽しさ

      地球環境問題への貢献

    2. 無添加生活を日常に取り入れる簡単な方法

      調味料を無添加のものに変える

      加工食品を減らしてシンプルな食材を選ぶ

      外食では柔軟に対応する

    3. 無添加生活を楽しむためのコツ

      家族や友人と共有してモチベーションアップ

      無添加スイーツやオーガニック食品を取り入れる

      通販や専門店を賢く活用する

    4. 無添加生活を続けるための注意点

      完璧を目指さない

      栄養バランスを意識する

      信頼できる情報源を活用する

  1. まとめ

無添加生活の効果とは?

無添加生活は、食品や日用品から可能な限り余計な添加物を控える暮らしを指します。
その効果は多岐にわたり、健康面の改善、食の楽しみの向上、さらには環境保護への貢献に繋がると言われています。
ここでは、無添加生活がもたらす具体的な変化を健康、味覚、環境の3つの点から詳しくご紹介していきます。

健康面でのポジティブな変化

無添加生活は、身体に取り入れる化学物質を減らすことで、健康に良い影響を与えると考えられています。
以下の点で、健康面の変化が期待できます。
腸内環境の改善
無添加食品は添加物を含まないため、腸内の善玉菌の働きを妨ぎにくいとされています。
化学調味料や保存料を減らすことで、腸への負担が軽減し、腸内環境が良くなり、その結果肌荒れの改善や免疫力の向上が期待できると言われています。
アレルギー反応の軽減
特定の食品添加物がアレルギーを引き起こす可能性があるとされています。
無添加生活ではこうした物質を避けることができるため、アレルギーのリスクが軽減しやすくなるようです。
また、添加物を減らした食生活は、敏感肌やアトピー性皮膚炎の改善にも役立つと言われています。
健康的な体重管理
無添加食品を選ぶことで、自然と栄養価の高い食品を選択するようになります。
栄養価の高いバランスの良い食事は、食べている間の満足度を高め、その結果、余分な糖質や脂質を摂る心配が減り、体重管理がしやすくなるでしょう。

味覚の変化と食の楽しさ

無添加生活を続けると、味覚の変化が大きな効果として現れます。
これは、添加物による人工的な味付けが減り、食材本来の味わいに敏感になるためです。
その変化の一例を3つご紹介します。
食材そのものの美味しさを実感
化学調味料を控えることで、食材が持つ本来の風味を味わえるようになります。
たとえば、無添加のだしを使うと、昆布やかつお節の繊細な旨味をより感じられるでしょう。
味覚が研ぎ澄まされることで、料理の楽しみ方が変わります。
食事への関心が高まる
無添加生活では、食品を選ぶ際に原材料表示を確認する機会が増えます。
その結果、食材や調味料への理解が深まり、食事への興味や意識が自然と高まるでしょう。
新たな食材や調味料を試すことで、家庭料理がさらに楽しいものになります。
外食の楽しみ方の工夫
無添加生活を続けても、外食を完全に避ける必要はありません。
時には外食を楽しむ柔軟さを持つことで、食事に対するストレスを軽減できます。
無添加の選択肢を取り入れながら、自分に合ったスタイルで食事を楽しみましょう。

地球環境問題への貢献

無添加生活は、個人の健康だけでなく、地球環境にも良い影響を与えます。
添加物の少ない製品を選ぶことで、環境負荷の軽減に役立ちます。
化学物質の排出削減
添加物を使わない製品の生産過程では、化学物質の使用が抑えられると言われています。
その結果、工場排水や廃棄物による環境汚染を減らす効果が期待されます。
特に、無添加食品は自然由来の素材を多く使用するため、持続可能な生産に貢献していると言えるでしょう。
農薬や化学肥料の削減
無添加生活は、自然栽培や有機農法を支える消費行動に繋がります。
農薬や化学肥料の使用量を減らす取り組みに共感することで、地球環境の保全に参加している意識を持てます。
フードロスの削減
無添加生活を心がけると、必要な食品だけを吟味して購入する習慣が身につきます。
その結果、食品ロスを減らす行動にも繋がります。
環境負荷を軽減しつつ、食品の価値を再認識できるのも無添加生活の魅力の一つです。
無添加生活には、健康、味覚、環境というさまざまな分野での効果があります。

無添加生活を日常に取り入れる簡単な方法

無添加生活を始めると、健康への良い影響や環境への配慮が期待できます。
しかし、「どこから手を付けたら良いのか分からない」と感じる方も多いのではないでしょうか。
ここでは、無添加生活を無理なく取り入れるための具体的な方法を3つに分けてご紹介します。

調味料を無添加のものに変える

まず最初に取り組みやすいのが、調味料を無添加のものに切り替えることです。
日々の食事に欠かせない調味料を変えるだけで、食事全体の添加物摂取量を大幅に減らすことができます。
よく使う調味料を確認しよう
調味料には、しょうゆ、みそ、みりん、砂糖など多くの種類があります。
特に、しょうゆやだしの素には添加物が含まれていることが多いです。
無添加生活を始める第一歩として、日常的に使う調味料を見直してみましょう。
無添加調味料の選び方
無添加調味料を選ぶポイントをご紹介します。
 ・原材料表示を確認し、化学調味料や保存料が含まれていないものを選ぶ。
 ・自然発酵や伝統的な製法で作られた製品を選ぶ。
 ・必要最小限のシンプルな原材料で作られているか確認する。
これにより、素材の旨味を活かした調味料を取り入れることができます。
メリットを実感しながら続ける
無添加調味料は、価格が高い場合もありますが、味の違いを実感できることが続けるモチベーションの一つになります。
例えば、だしの素を無添加のものに変えると、昆布やかつお節の自然な香りが引き立ち、料理の味わいが深まります。

加工食品を減らしてシンプルな食材を選ぶ

次におすすめなのが、加工食品を減らし、素材そのものの食材を選ぶことです。
加工食品には、多くの保存料や着色料、香料などが含まれていることが一般的です。
これを控えることで、体内に取り込む添加物の量を大幅に減らせます。
素材選びのポイント
無添加生活では、以下のような食材選びを意識しましょう。
 ・生鮮食品(野菜、肉、魚など)を中心に選ぶ。
 ・旬の食材を選ぶことで、栄養価が高く新鮮なものを摂取できる。
 ・オーガニックや無農薬栽培のものを取り入れる。
これにより、食材本来の味や香りを楽しむことが可能になります。
シンプルな料理の工夫
自炊での一工夫で加工食品を減らすことができます。
例えば、レトルトカレーを避け、スパイスや無添加のだしを使って手作りすることで、安全でおいしい料理を楽しむことができます。
また、野菜の煮物や焼き魚など、調味料を控えめにした料理にチャレンジすると、自然な旨味が味わえるでしょう。

外食では柔軟に対応する

無添加生活を徹底するために、外食を避けようと考える方もいるかもしれません。
しかし、完全に外食をやめる必要はなく、無理のない範囲で柔軟に対応することが長く続けられるポイントです。
外食時のポイント
外食では、以下の点を意識して選ぶと良いでしょう。
 ・メニューに使われている食材を確認し、シンプルな料理を選ぶ。
 ・無添加やオーガニックを売りにしている飲食店を活用する。
こうした工夫で、外食でも無添加生活を取り入れることが可能です。
気にしすぎないことも大切
外食では、すべての添加物を排除するのは現実的に難しい場合もあります。
そのため、楽しむことを最優先にし、無添加生活を完璧に目指さないことが大切です。
ストレスを感じると無添加生活を続けるのが苦しくなるため、外食の際は食事を楽しむことに集中すると良いでしょう。
無添加生活を日常に取り入れる際には、調味料を無添加のものに変えること、加工食品を減らしてシンプルな食材を選ぶこと、そして外食では柔軟に対応することが重要です。

無添加生活を楽しむためのコツ

無添加生活が、健康や環境に良い影響を与えると知り、「始めてみたい!」と思う方も多いと思います。
せっかく始めた無添加生活を無理なく継続するためには「どうやって無添加生活を楽しむか」が重要なポイントになります。
ここでは、無添加生活を楽しく続けるためのコツを3つご紹介します。

家族や友人と共有してモチベーションアップ

無添加生活を楽しむためには、一人で頑張りすぎないことが重要です。
家族や友人と共有することで、モチベーションが上がり、生活全体がより楽しくなります。
一緒に取り組むことで得られる効果
家族や友人と無添加生活を共有することで、以下のような効果が期待できます。
 ・無添加食品や生活アイデアの情報交換ができる。
 ・一緒に取り組むことで、継続しやすい環境が作れる。
 ・無添加生活を通じて、家族や友人とのコミュニケーションが深まる。
これらの効果は、無添加生活を習慣化するための大きな助けとなります。
家庭内での取り組み方
家庭で無添加生活を共有するには、まず小さな変化から始めましょう。
前述した調味料を無添加のものに変えるだけでなく、子どもと一緒に無添加スイーツを手作りするのも良い方法です。
まずは家庭内で楽しみながら取り組むことが継続のポイントとなります。

無添加スイーツやオーガニック食品を取り入れる

無添加生活の魅力を高めるために、無添加スイーツやオーガニック食品を積極的に取り入れることをおすすめします。
これにより、日常の楽しみが増え、無添加生活の継続に役立ちます。
無添加スイーツの魅力
無添加スイーツは、添加物を使用していないため、素材本来の味を存分に楽しむことができます。
また、市販のスイーツより健康的で、安心して食べられる点も魅力の一つです。
 ・オーガニックのフルーツを使ったケーキやタルト
 ・砂糖を控えめにしたクッキーやパウンドケーキ
 ・天然素材で着色されたアイスクリーム
これらは、おいしさと安心感の両方を提供してくれます。
オーガニック食品の取り入れ方
無添加生活を楽しむためには、オーガニック食品を賢く取り入れることも大切です。
例えば、旬のオーガニック野菜を使った料理は、栄養価が高いと言われており見た目も鮮やかで食欲をそそるため、日々の食卓が華やかになります。
また、無添加のドレッシングやソースを活用すると、調理の手間を省きつつ、健康的な食事を作ることができます。

通販や専門店を賢く活用する

無添加食品やオーガニック食品を日常に取り入れるためには、通販や専門店を利用するのが便利です。
これにより、忙しい日常の中でも手軽に無添加生活を続けることが可能になります。
通販のメリット
通販を利用することで、以下のようなメリットがあります。
 ・幅広い無添加食品の中から自分に合った商品を選べる。
 ・配送サービスを利用すれば、時間を節約できる。
 ・オンライン限定の割引やキャンペーンを活用できる。
例えば、無添加食品を専門に取り扱う通販サイトでは、商品情報が詳しく掲載されているため安心して購入できます。
専門店の活用方法
一方で、近くにある無添加食品の専門店を利用することもおすすめです。
 ・専門店では、店員から商品の詳しい説明を受けることができる。
 ・店内で商品を直接見て選べるため、初めての方でも安心。
 ・試食や試供品を活用して、新しい商品に挑戦できる。
これにより、通販では得られないリアルな購買体験を楽しむことができます。
無添加生活を楽しむためには、家族や友人との共有、無添加スイーツやオーガニック食品の活用、そして通販や専門店を賢く利用することがポイントです。

無添加生活を続けるための注意点

無添加生活を取り入れることで、健康や環境への配慮を実現できます。
しかし、無理なく長く続けるためにはいくつかの注意点を押さえる必要があります。
以下では、継続する上で重要なポイントを解説します。

完璧を目指さない

無添加生活を成功させるためには、完璧を目指しすぎないことが鍵です。
全てを無添加にしようとすると、かえって負担が大きくなり、挫折する可能性があります。
ゆるやかなスタートでストレスを軽減
何度もお伝えしていますが、すべてを無添加に変えるのではなく、まずはできることから少しずつ取り入れていきましょう
添加物に意識を向けるだけでも、無添加生活の第一歩になります。
また、「無添加が絶対」という意識ではなく、「できるだけ余計な添加物を減らす」という柔軟な姿勢で取り組むと良いでしょう。
完璧主義が生むデメリット
完璧を目指しすぎると、以下のようなデメリットが生じることがあります。
 ・時間や手間がかかり、日常生活が負担になる。
 ・外食や家族との食事で、選択肢が限られストレスを感じる。
 ・無添加以外の食品に対する不安が増幅し、食を楽しめなくなる。
大切なのは、無理なく続けることで得られる安心感と健康効果を重視することです。

栄養バランスを意識する

無添加生活を実践する際には、栄養バランスを崩さないよう注意しましょう。
無添加食品にこだわるあまり、特定の栄養素が不足する可能性があります。
無添加でも栄養価の確認が必要
無添加だからといって、すべての食品が栄養的に優れているわけではありません。
無添加のお菓子や加工品でも、糖質や脂質が高いものもあります。
食品選びの際には、成分表示を確認して栄養のバランスをきちんとチェックするようにしましょう。
食材の種類を増やす工夫
バランスの取れた食事を実現する食材選びのポイントがいくつかあります。
 ・栄養価があがる旬の野菜や果物を使う。
 ・無添加の豆類やナッツで不足しがちな栄養素を補う。
 ・良質な脂質を含む魚や、脂身が少なく赤身が多い肉を使い、たんぱく質を確保する。
これらを実践することで、無添加生活と栄養バランスの両立が可能になります。

信頼できる情報源を活用する

無添加生活を続ける上で、正しい情報を得ることが非常に大切です。
誤った情報に振り回されると、無駄な労力やコストをかける原因になります。
情報収集のポイント
信頼できる情報源を選ぶ際には、以下の点に注意しましょう。
 ・公的機関や専門家の監修があるサイトを参照する。
 ・具体的な成分や製造過程が明示されている商品を選ぶ。
 ・ SNSや口コミだけに頼らず、第三者機関の評価を確認する。
また、購入時に疑問があれば、直接店舗やメーカーに問い合わせることで、正確な情報を得ることが可能です。
情報の取捨選択を意識する
無添加に関する情報は膨大で、すべてを鵜呑みにするのは危険です。
例えば、「無添加」という言葉が全面に出ていても、一部の添加物だけが除かれているケースもあります。
正確な情報を元に、商品の背景や製造方法を理解することが大切です。
無添加生活を続けるためには、完璧を求めず、栄養バランスを意識し、信頼できる情報源を活用することが重要です。

まとめ

無添加生活を始めることで、健康面での安心感や食材本来の味わいを楽しむことができます。
特に調味料や加工食品を見直すことで、日々の食卓がより豊かになるでしょう。
「完璧を目指さない」「栄養バランスを意識する」「信頼できる情報源を活用する」など、無理のない範囲での取り組みが、無添加生活を長く続けるポイントです。
また、手作りのお菓子や料理に無添加の食材を取り入れることで、家族全員が安心して食事を楽しめます。
そんな無添加生活の味方としておすすめなのが、大豆ペースト「MASH SOY」です。北海道産の丸大豆とおいしい水だけを使った添加物ゼロの品質で、大豆の栄養を余すことなく摂取できます。
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無添加生活を楽しむ第一歩として、「MASH SOY」をぜひ日々の食事に取り入れてみてください。健康的で安心な食生活が、あなたと大切な人々の暮らしをより豊かにしてくれるでしょう。
MASH SOYについて詳しくはこちらから
監修者 小林理子

監修者 小林理子

略歴
2014年 短期大学部家政科食物栄養専攻卒業 栄養士資格取得
2014年 給食委託会社入社
2015年 公立小学校の栄養士へ転職
2017年 管理栄養士国家資格取得
2017年 フリーランス管理栄養士へ Webライター、セミナー講師、食事指導、レシピ開発等で活躍
2019年 オランダへ渡航(活動休止)
2023年 フューチャーフーズ株式会社に入職
2024年 フリーランス管理栄養士として活動再開
栄養士として高齢者施設や学校、保育園等様々な給食現場を経験。実務経験を積んだ後独学で管理栄養士国家試験に合格。 管理栄養士取得後はフリーランスとして食事指導や食のセミナー講師、レシピ開発、Webライターとして活動。 結婚後4年のオランダ渡航期間中に妊娠・出産を経験し、日本に帰国後はフューチャーフーズ株式会社にて大豆製品を使用したレシピ開発を行い、再びWebライターや食品臨床試験での食事調査、レシピ開発を中心としたフリーランス活動を再開、現在に至る。