目次
この記事の結論とポイント
食事バランスガイドを活用し主食・主菜・副菜を整えることは、理想的な栄養バランスで健康と美しさを守る基本習慣です。
♦コマのイラストで可視化:食生活を5つの区分に分け、栄養バランスの過不足を視覚的に示す公式指標です。自分に合う適正量を確認し活用しましょう。
♦毎食「3点セット」を意識:主食・主菜・副菜を1食ごとに揃えることで、不足しがちなビタミンやミネラル、タンパク質を無理なく効率よく摂取できます。
♦不足しがちな主菜は大豆で:タンパク質不足の解消には、無添加の大豆ペースト等が役立ちます。手軽に栄養バランスを整え、将来の健康維持をサポートします。
バランス食の基本とその重要性

「何を、どう食べるか」を意識する小さな習慣が、心と身体の健やかさを支える重要な土台となります。
忙しい日々が続くと、つい主食や肉料理に偏ってしまい、副菜や乳製品、果物などが不足してしまうことはありませんか。
そうした偏りは、知らず知らずのうちに身体の不調につながることがあります。
これは日本の食文化に合わせて作られた公式の指針で、毎日の食事をどう整えると良いのかを分かりやすく示してくれるものです。
食事バランスガイドとは?
このコマは、どのグループにおいても過不足すると傾いてしまい、全体の調和が崩れる仕組みになっています。
つまり、バランスの良い食事はコマを安定させることを意味しており、栄養の過不足がない食生活の大切さを視覚的に伝えています。
例えば、ごはん小盛1杯(約100g)を「1つ」、普通盛り1杯(約150g)を「1.5つ」、麺類1人前(約200〜250g)を「2つ」とカウントします。
魚や肉の主菜1人前は「2〜3つ」、小鉢の野菜料理は「1つ」、中鉢の野菜料理は「2つ」が目安です。
この目安を使えば、毎日の食事を数字で可視化でき、無理なく栄養バランスを意識することが可能になります。
自分の適正量を知ったうえで活用することで、栄養の過不足を避けやすくなり、実生活に合わせて食事を整える助けになります。
主食はごはん・パン・麺などの炭水化物を多く含む食品群で、身体や脳を動かすエネルギー源です。
主菜は魚・肉・卵・大豆製品など、たんぱく質を豊富に含む食品群で、筋肉や血液をつくる材料になります。
そして副菜は野菜・きのこ・海藻などを中心とする食品群で、ビタミン・ミネラル・食物繊維を補う役割があります。
これらをそろえることで、身体に必要な栄養素をバランスよく摂取することができます。
栄養バランスを可視化する「コマのイラスト」

食事バランスガイドの「コマのイラスト」は、1日に「何を」「どれだけ」食べればよいかを料理単位で分かりやすく示しています。
コマ本体の上部から「主食」「副菜」「主菜」が順に積み重なるように配置され、下部には「牛乳・乳製品」と「果物」が並列して描かれています。
摂取量が過不足するとコマは傾き、栄養の偏りが起こることを象徴しています。
また、コマの回転は「運動の大切さ」を、軸は「水分補給」を、そしてヒモは「菓子・嗜好品を適度に楽しむこと」を表現しています。
つまり、食事だけでなく生活全体の調和を意識することが、健康づくりの基本というメッセージが込められているのです。
例えば、生活習慣病の予防や骨粗鬆症対策、さらには更年期の不調の軽減など、幅広い世代に役立つことが研究で示されています。
特に40代前後の女性にとっては、ホルモンバランスの変化や代謝の低下を感じやすい時期だからこそ、毎日の食事で無理なく整えることが重要です。
主食ばかりで副菜や主菜が不足すれば、筋肉や免疫力を維持する栄養素が欠けてしまいますし、脂質や糖質に偏った食事では肥満や糖尿病などのリスクが高まります。
さらに、ビタミンやミネラル不足は肌荒れや疲労感、集中力の低下など、日常生活の質にも影響します。
そのため、毎回の食事で「主食」「主菜」「副菜」を揃えることは、何よりも大切な習慣です。
大豆は主菜としてたんぱく質を補うだけでなく、食物繊維やイソフラボンといった機能性成分も含み、副菜的な栄養サポートも期待できます。
さらに無添加でシンプルな食材を選ぶことで、余計な添加物を避けながら、身体にやさしい食事を整えることができます。
植物性の力を上手に取り入れることが、バランス食を続けるコツと言えるでしょう。
次章では、実際にバランスが崩れるとどんな影響があるのか、そして3食の中で意識すべき具体的な工夫についてご紹介します。
栄養の偏りが起こす影響と3食バランスの工夫

単品メニューに偏らず、1食の中で主食・主菜・副菜のバランスを意識することが、心身の健康を維持するための第一歩です。
しかし、栄養の過不足は小さな不調の積み重ねとして現れ、将来的な生活習慣病リスクにもつながり得ます。
さらに、日本の公式指針である食事バランスガイドは、料理ベースで「何を・どれだけ」食べるかの目安を示しており、日々の実践を後押ししてくれます。
不足しがちな栄養素と身体への影響
野菜・海藻・きのこ類が不足すると、ビタミン・ミネラル・食物繊維の摂取量が落ち込み、便通や肌の調子、疲労感に影響するだけでなく、長期的には循環器疾患や糖尿病のリスクにもつながります。
「不足も過剰もコマを傾ける」というイメージを持ち、どのグループも適量を意識することが大切です。
ただし、この基準は性別・年齢・生活活動量によって細かく異なり、すべての栄養素を日々チェックするのは容易ではありません。
バランスガイドもまた年齢や活動量によって必要量が変わります。
自分の適量については、農林水産省が公開している「チェックチャート(PDF)」で確認できます。
こうしたツールを活用することで、日々の食卓に無理なく取り入れやすくなります。
3食で整える実践ポイント(主食・主菜・副菜のそろえ方)
食事バランスガイドは、料理のグループごとに「つ(SV)」という数え方で目安量を示しています。
目安量に近づけるためには、1日の合計でまとめて調整するのではなく、朝・昼・夕の3食それぞれで「主食・主菜・副菜」をそろえることがポイントです。
1食ごとに揃える意識を持つことで、栄養の過不足を防ぎやすくなり、自然と1日のバランスも整いやすくなります。
昼食はごはん中盛り1杯+ハンバーグ(主菜)+野菜サラダ(副菜)にすると、エネルギー源とたんぱく質、ビタミン・ミネラルがそろいます。
夕食はごはん小盛1杯+焼き魚(主菜)+野菜炒め(副菜)という献立にすれば、不足しがちな栄養素を補うことができます。
1食単位で「主食・主菜・副菜」が揃っているかを確認するだけで、細かな栄養計算をしなくてもバランスを意識でき、続けやすい食習慣につながります。
「足りない」を埋める視点:野菜・果物と穀類の質
食事バランスガイドの副菜量は、想定エネルギー量2,200kcal±200kcal(基本形)の場合、1日5〜6つ分(小鉢5〜6皿分)です。
これは野菜摂取目標350gに相当しますが、その内訳としては、緑黄色野菜を120g程度(小鉢2皿分、これはバランスガイドでも推奨されています)、淡色野菜を約170g(小鉢2〜3皿分)、さらに海藻やきのこを約60g(小鉢1皿分)取り入れるのが、望ましいバランスです。
こうした組み合わせにすることで、350gの目標に近づけやすく、自然と多様な栄養素を摂ることができ、栄養素の偏りも防ぐことができます。
果物は糖質が気になるという声もありますが、適量であれば生活習慣病予防や美容にもプラスに働くことがわかっています。
こうした工夫は血糖値の上昇を緩やかにし、腹持ちの良さにもつながります。
目安としては1日200kcal程度に収めるのが望ましく、これはドーナッツ1個やチョコレート2/3枚、ビール500mlに相当します。
“ちょっとしたご褒美”程度にとどめることが、長く続けられる食習慣につながります。
次章では、特に不足が目立つ「主菜」に注目し、大豆の役割を解説します。
主菜不足がもたらす影響と大豆食品の活用

タンパク質不足は筋肉量や免疫力の低下を招きます。良質な植物性タンパク源である大豆を賢く取り入れ、将来の健康を守りましょう。
本章では「主菜」に注目し、日本人に不足しがちな主菜の実態と、それを補ううえで重要な大豆食品の役割について見ていきましょう。
主菜不足と健康リスク
たんぱく質は筋肉や血液、ホルモン、免疫細胞の材料となり、不足すると筋肉量の低下や基礎代謝の低下、疲労感、免疫力の低下につながることが知られています。
特に高齢期にはサルコペニア(筋肉量減少)を招きやすく、転倒やフレイル(加齢に伴い心身が虚弱になり、健康と要介護の中間にある状態)のリスクが高まります。
さらに、「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、18歳以上の女性で1日50g、男性で65gが推奨量とされています。毎食に主菜を組み込まないと、こうした基準量を安定して満たすのは難しいのが現状です。
特に40代以降の女性では、更年期特有のホルモンバランスの変化に重なり筋肉量の減少や疲労感を強める要因となりやすいため注意が必要です。
大豆食品が果たす主菜としての役割
大豆は植物性たんぱく質の代表で、必須アミノ酸を幅広く含んでいます。
動物性たんぱく質(肉・魚・卵など)は必須アミノ酸をバランス良く含む「良質なたんぱく源」ですが、脂質やコレステロールが多い点が気になる場合もあります。
一方で大豆たんぱく質は脂質が控えめでコレステロールを含まず、植物性食品でありながら必須アミノ酸をしっかり補えるのが特徴です。
これにより、更年期女性の不調緩和や骨粗鬆症予防、美容面のサポートなど、たんぱく質以外のメリットも期待できます。
さらに近年では、肉の代替として使える大豆ミートや、乳製品の代替となる大豆ヨーグルトなど、多様な大豆食品も広がりを見せています。
これらを上手に取り入れることで、主菜不足を補いながら健康的な食習慣を支える強い味方となります。
バランス食を続けるための工夫と身近な食品の活用

冷凍野菜や缶詰を賢くストックしておくことで、忙しい日でも手軽に「主食・主菜・副菜」を揃えることができます。
忙しさや時間の制約、調理の手間などから、つい主食や主菜、副菜のどれかが不足してしまうこともあります。
さらに、豆腐や納豆といった定番の大豆食品に加え、大豆ペースト(MASH SOY)など手軽に使える食材を例に挙げ、日々の食卓に取り入れやすい方法を解説します。
まずは身近な工夫から始めることで、バランスの良い食生活を少しずつ習慣にしていきましょう。
習慣化のコツ:忙しい毎日でも続けられる工夫
しかし、家事や仕事の準備に追われ、朝食を抜いたり菓子パンやコーヒーだけで済ませてしまうことも少なくありません。
その結果、たんぱく質や食物繊維、ビタミン・ミネラルが不足し、午前中から疲れやすくなる・集中力が続かないといった不調につながることがあります
例えば、冷凍野菜や缶詰の魚、大豆製品などを常備しておけば、献立を立てるのが難しい日でも自然とバランスが整いやすくなります。
冷蔵庫や棚に“主菜・副菜につながる食材があるか”を確認するだけでも、安心感につながります。
こうした「仕組みづくり」を行うことで、忙しい日常の中でも自然にバランスが整いやすくなります。
例えば、鮭と小松菜、しめじを耐熱容器に入れて加熱すれば、たんぱく質と野菜を一度に補えます。
鶏肉とキャベツ、ブロッコリー、にんじん、コーン缶を合わせて加熱すれば、彩りよくバランスの取れた一皿になります。
主菜と副菜の食材の組み合わせや味付けを変化させることでマンネリ化や飽きを防ぎ、バランスの良い食事を無理なく続けることにつながります。
無添加で身体にやさしい大豆食品の活用例
大豆食品の中には、豆腐・納豆・無調整豆乳・無添加味噌といったシンプルな原材料で作られた無添加食品が多く存在します。
これらは古くから日本の食卓に根付いており、消化吸収に優れ、腸内環境や身体の調子を整える働きも期待できます。
大豆ペースト(MASH SOY)はシンプルな工程で作られ、余計な添加物を加えないため、大豆本来の栄養や風味を保ちながら安心して活用できます。
また、開封前であれば常温保存が可能で、冷凍野菜や缶詰と同じようにストックしておける便利さも魅力です。
無添加の伝統食品と新しい大豆食品をうまく組み合わせることで、忙しい毎日の食生活でも安心して続けられる栄養習慣が実現できます。
食事バランスガイドと栄養バランスの整え方|よくある質問

食事バランスガイドの活用や栄養バランスの整え方について、多くの方が抱く疑問をわかりやすく解消します。
まとめ|食事バランスガイドを入口に、無理なく続ける健康習慣へ

「完璧」よりも「継続」。食事バランスガイドを日々の暮らしに取り入れて、家族みんなで健やかな毎日を育みましょう。
コマのイラストを通して、食生活の過不足が身体の安定に影響する仕組みをイメージしやすくなったのではないでしょうか。
さらに、栄養の偏りがもたらす影響や、3食の中でバランスを意識する実践の工夫も紹介しました。
豆腐や納豆、さらには大豆ペースト(MASH SOY)のように手軽に使える食品は、忙しい日常の中でバランスを整える頼もしい味方になります。
1日3食の中で主食・主菜・副菜を意識することからスタートし、食事バランスガイドを活用して、自分の年齢や生活活動量に応じた必要な量を摂取することが、健康習慣の第一歩となります。
本記事はシリーズ全体の入口としての役割を担っており、今後も「食事バランスガイド」を基盤に、さまざまな切り口から「バランスのとれた食生活」をテーマに食事・健康に関する情報をお伝えしていきます。
そんなときは、必要に応じて野菜をもう一皿意識して取り入れるなど、小さな工夫から始めてみることが、無理なく続けられる健康習慣につながります。
参考文献
あわせて読みたい大豆活用コラム
»更年期の女性必見!症状を和らげる食事法
»毎日スッキリ!大豆で叶える腸活美人の食習慣
»栄養満点!大豆ペースト極上レシピ集

