スーパーで手軽に購入できる無添加調味料は、日々の料理をより健康的で安心なものにしてくれます。ここでは、特におすすめしたい無添加調味料をいくつかご紹介します。

定番の醤油とみりん

醤油
醤油は和食をはじめ、幅広い料理に欠かせない調味料です。無添加の醤油を選ぶ際には、原材料がシンプルであることが重要です。
例えば、「大豆」「小麦」「塩」のみで作られたものは、添加物の心配がありません。また、製法にも注目すると良いでしょう。
天然醸造や本醸造と記載された醤油は、長期間じっくり熟成され、豊かな風味とコクが特徴です。スーパーでは「丸大豆醤油」や「有機醤油」といった名称の商品が多く並んでいますが、原材料表示をよく確認しましょう。さらに、ラベルに「保存料不使用」「化学調味料無添加」と明記されている商品を選ぶと、より安心です。

みりん
みりんは煮物や焼き物の味付けに重宝する調味料ですが、糖類や添加物が含まれることがあります。そのため、本みりんや無添加みりんを選ぶと良いでしょう。
無添加のみりんは、「もち米」「米麹」「焼酎」のみを使用しており、自然な甘みが特徴です。特に、スーパーで見かける「有機認証付きのみりん」や「伝統的製法で作られた本みりん」は、品質が高く、味わいも格別です。

【スーパーで買える無添加の醤油とみりん】

便利な顆粒だしと調味料

顆粒だし
和食に欠かせないだしは、料理のベースを作る重要な調味料です。無添加の顆粒だしを選ぶときは、化学調味料や保存料が含まれていないものを選びましょう。
代表的な原材料には、かつお節、昆布、しいたけなどの天然素材が使われているものがおすすめです。例えば、「無添加だしパウダー」や「有機だし顆粒」は、スープや煮物に手軽に使え、素材そのものの旨味を楽しめます。また、食塩や糖類が控えめな商品を選ぶことで、塩分やカロリーも抑えることができます。

その他の無添加調味料
顆粒だし以外にも、無添加の調味料はたくさんあります。
例えば、酢や味噌も無添加商品が増えています。特に、有機玄米酢や天然醸造味噌は、健康意識が高い方に人気です。
さらに、スーパーでは「無添加ケチャップ」や「無添加マヨネーズ」といった商品も手に入ります。これらは、合成保存料や着色料を使用せず、原材料本来の味を生かしているのが特徴です。

【便利な無添加調味料の例】
　・無添加だしパウダー（かつお節や昆布由来）
　・有機玄米酢（自然な酸味が特徴）
　・天然醸造味噌（深いコクと旨味）
　・無添加ケチャップ（トマトの自然な甘み）
　・無添加マヨネーズ（保存料不使用で安全）

無添加調味料を活用することで、健康的で安全な食事を作ることができます。また、毎日の料理がシンプルで手軽になる点も大きな魅力です。
ここでは、無添加調味料を使った具体的なレシピと、賢い購入方法について詳しく解説します。

簡単レシピで毎日の食卓を健康に

無添加調味料を使うと、余計な添加物を摂らずに素材本来の味を引き出せます。忙しい毎日でも簡単に作れるレシピをご紹介します。

野菜の旨味を生かした無添加スープ
スープは、無添加調味料を活用しやすい一品です。無添加の顆粒だしや塩だけで作る野菜スープを以下の材料と手順で作ってみましょう。

【材料（4人分）】
　・キャベツ：1/4玉
　・にんじん：1本
　・玉ねぎ：1個
　・無添加顆粒だし：小さじ2
　・塩：適量
　・水：800ml
【作り方】
　1.野菜を食べやすい大きさに切ります。
　2.鍋に水と無添加顆粒だしを入れ、野菜を加えます。
　3.中火で15分ほど煮込み、塩で味を調えれば完成です。
このスープは、野菜の自然な甘みが引き立つ一品です。

和風だしを活用した無添加おひたし
無添加のだし醤油を活用したおひたしは、手軽に作れて栄養満点です。ほうれん草や小松菜を使うことで、鉄分やビタミンも補えます。

【材料（作りやすい分量）】
　・ほうれん草：1束
　・無添加だし醤油：大さじ1
　・ごま：適量
【作り方】
　1.ほうれん草をさっと茹でて水気を切ります。
　2.食べやすい長さに切り、無添加だし醤油で和えます。
　3.ごまをかければ完成です。
毎日の副菜として取り入れることで、食卓がより健康的になります。

コスパを重視した購入術

無添加調味料は、品質が高い分、価格がやや高めな場合があります。しかし、購入方法を工夫すれば、コストを抑えつつ賢く取り入れられます。

まとめ買いでお得に
無添加調味料は、スーパーやネット通販でのまとめ買いがおすすめです。例えば、醤油やみりんは大容量サイズを購入することで、1回あたりのコストを抑えることができます。

【無添加調味料の購入コスト比較例（500mlと1L）】

このように、大容量サイズを選ぶと割安になります。さらに、ネット通販ではクーポンや送料無料サービスを利用することで、さらにお得に購入可能です。

使用頻度を考慮して購入
無添加調味料は、使用頻度が高いものを優先的に購入しましょう。例えば、醤油やだしのような毎日使う調味料を選ぶことで、無駄を防ぎ、コスパを向上させることができます。

定期購入サービスの活用
最近では、無添加調味料を定期的に配送してくれるサービスも増えています。これらを活用することで、買い忘れを防ぎ、割引価格で購入できる場合も多いです。

日々の食事に無添加食品を取り入れることで、身体にやさしい選択をすることができます。食品選びに迷った際は、まず無添加の安心感を基準に選んでみてください。
「MASH SOY」は、添加物を含まず、手軽さと栄養バランスの良さを両立した大豆食品として、多くの方におすすめできる商品です。MASH SOYは、北海道産の丸大豆とおいしい水だけで作られた、完全無添加の大豆ペーストです。シンプルな原材料ながら、大豆イソフラボンや大豆サポニン、植物性たんぱく質など栄養価が豊富で、忙しい日常の中でも効率よく栄養を摂取できます。
さらに更年期の健康や美容のお悩みを抱える女性には、エクオール産生をサポートする大豆製品として心強い味方となるでしょう。また、MASH SOYはそのまま食べるだけでなく、スープやサラダ、スムージーなどさまざまな料理にアレンジ可能です。大人から子どもまで楽しめる、やさしい味わいは、毎日の食卓を彩る一品としておすすめです。無添加食品を日々の生活に取り入れ、健康的な食生活を目指しましょう。
「MASH SOY」の詳しい情報や購入については、公式サイトをチェックしてみてください。

監修者　小林理子

略歴

2014年 短期大学部家政科食物栄養専攻卒業　栄養士資格取得

2014年 給食委託会社入社

2015年 公立小学校の栄養士へ転職

2017年 管理栄養士国家資格取得

2017年 フリーランス管理栄養士へ Webライター、セミナー講師、食事指導、レシピ開発等で活躍

2019年 オランダへ渡航（活動休止）

2023年 フューチャーフーズ株式会社に入職

2024年 フリーランス管理栄養士として活動再開

栄養士として高齢者施設や学校、保育園等様々な給食現場を経験。実務経験を積んだ後独学で管理栄養士国家試験に合格。
管理栄養士取得後はフリーランスとして食事指導や食のセミナー講師、レシピ開発、Webライターとして活動。
結婚後4年のオランダ渡航期間中に妊娠・出産を経験し、日本に帰国後はフューチャーフーズ株式会社にて大豆製品を使用したレシピ開発を行い、再びWebライターや食品臨床試験での食事調査、レシピ開発を中心としたフリーランス活動を再開、現在に至る。